妊婦の方は、医療機関による発生届出対象者となります。
自己検査で陽性となった場合は、医療機関を受診してください。届出のあった方には、保健所から電話連絡いたします。
陽性となった妊婦の方は、自宅療養、宿泊療養(妊婦支援型施設)、入院のいずれかの方法で療養していただきます。自宅療養の際に、助産師による健康観察が受けられる場合があります。
感染が妊娠に与える影響
「新型コロナウイルス感染症診療の手引き」によると、国内外の臨床統計から、妊婦が同年齢の女性と比較して特に新型コロナウイルスに罹患しやすいことはありませんが、妊娠後半期に感染すると、早産率が高まり、患者本人も重症化しやすいと報告されています。一方、妊娠初期・中期の感染で胎児に先天異常を起こすという報告はなく、子宮内感染も稀であると言われています。
日頃の感染予防
一般的に、妊婦の方が肺炎にかかった場合には、重症化する可能性があります。
人混みを避ける、こまめに手を洗うなど日頃の健康管理を徹底してください。
1密閉空間、2密集場所、3密接場面、という3つの「密」が同時に重なるような場所を避けてください。
相談・受診の目安
妊婦の方は、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合でも、まずは早めに、大田区新型コロナ特設相談ダイヤルまたは東京都発熱相談センターに相談ください。
大田区新型コロナ特設相談ダイヤル(平日 午前9時~午後5時)
【電話番号】0120-585-038
東京都発熱相談センター(毎日 24時間対応)年末年始も対応
【電話番号】03-6258-5780
【電話番号】03-5320-4592
【電話番号】03-5320-4551
【電話番号】03-5320-4411
分娩について
東京都においては、妊婦の方が罹患した場合の周産期医療提供体制の整備など、安心・安全な分娩の実現に努めています。新型コロナウイルスに感染した妊婦の方は、かかりつけ産科医療機関と分娩先などについてご相談ください。
感染が妊娠に与える影響やワクチンについて等、詳しい情報は
以下の厚生労働省「新型コロナウイルス感染症対策 妊婦の方々へ」をご確認ください。
リーフレット【厚生労働省】新型コロナウイルス感染症対策 妊婦の方々へ(PDF:853KB)
助産師による健康観察
東京都と(公社)東京都助産師会が連携し、新型コロナウイルスに罹患した妊娠10週以上の妊婦のうち、症状が軽い場合や家庭の事情により自宅療養する方に対して、地域の助産師による健康観察を実施します。
対象者
区内に居住する妊娠10週以上の妊婦
申し込み方法
助産師による健康観察をご希望する方は、かかりつけ産婦人科医療機関にコロナ陽性になったことをご連絡の上、大田区保健所にご相談ください。
大田区新型コロナ特設相談ダイヤル(平日 午前9時~午後5時)
【電話番号】0120-585-038
東京都 妊娠相談ほっとライン
「東京都 妊娠相談ほっとライン」では、妊娠・出産に関する一般的なお悩みのほか、新型コロナウイルス感染症に関する妊婦の方々の相談も受け付けています。
東京都 妊娠相談ほっとライン(毎日 午前10時から午後10時まで(元日はお休み))
【電話番号】03-5339-1133
メール相談もあります。
詳細は、東京都 妊娠相談ほっとライン(東京都福祉保健局)(外部サイト)をご覧ください。
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