風しんは発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とする感染症です。
妊娠初期の女性が感染すると出生児に先天性風疹症候群(CRS)と言われる障害を引き起こすことがあります。
平成30年から令和元年にかけて、関東地方を中心に風しん患者の増加が報告されました。
全国的には、予防接種率が低い30代から50代の男性が多くり患しています。
風しんはワクチンで予防可能な感染症です。
風しんの予防について
下記の人は、任意で風しんの予防接種を受けることについて、ご検討ください。
1 30代から50代の男性のうち、明らかに風しんにかかったことのある、風しんの予防接種を受けたことがある又は風しんに対する抗体が陽性であると確認ができている人を除いた人(任意で風しんの抗体検査を受けていただき、その結果、十分に抗体を保有していないことがわかった方は予防接種を受けることができます)
2 妊婦への感染を防止するため、特に
(1)妊婦の夫、子ども及びその他の同居家族
(2)10代後半から40代の女性(特に妊娠希望者又は妊娠する可能性の高い人)のうち、明らかに風しんにかかったことがある、風しんの予防接種を受けたことがある又は風しんに対する抗体価が陽性であると確認ができている人を除いた人
3 港区民で、次の対象の人には、成人の風しん抗体検査費用を助成します。
受診日現在、19歳以上の港区民で次のいずれかに該当する人
(1)娠を希望又は予定している女性及びその夫(パートナーも含む)、同居人
(2)風しん抗体価の低い妊婦の夫(パートナーも含む)、同居人
詳しくは、下記の参考2・参考3をご覧ください。
発熱や発しんなどの症状がある場合
風しんの予防接種を受けていない、予防接種歴が不明の人などで、発熱や発しんを疑う症状が現れた場合は、周囲への感染を防ぐため、必ず事前に医療機関に電話連絡でその旨を伝え、医療機関の指示に従って受診しましょう。
よくある質問
お問い合わせ
所属課室:みなと保健所保健予防課保健予防係
電話番号:03-6400-0080
ファックス番号:03-3455-4460