8 月19日(金)現在
本県の新型コロナウイルスの感染状況は国評価レベル 2(警戒を強化すべきレベル)です |
医療提供体制は実質的に国評価レベル3 (コロナの感染爆発により適切な医療を提供できなくなるレベル)と同様の状況にあります |
県内全域が「BA.5 対策強化地域」です 期間:8月9日(火)~8月31日(水)
・家 族 にコロナを持 ち込 まない
・家 族 にうつさない
・家族で感染を拡げない 8月18日現在
家族単位の自助として 右の3点の徹底を お願いします!
入院患者数 A |
病床数 B |
病床利用率 A/B |
763人 |
945床※1 |
80.7% |
691床※2 |
110.4% |
オミクロン BA.5 の感染爆発により、本県では、コロナ患者を 受け入れる病床として確保した病床以外の病床にもコロナ患 者が入院しており、医療提供体制は非常にひっ迫状況した状 況となっています。
オミクロン株 BA.5 の強烈な感染力により、受け入れ医療機 関の2割超でクラスターが発生しています。また、各病院で医 療従事者が感染あるいは濃厚接触者となり休職する事態が 頻発しています。そのため、病棟閉鎖により一般患者の入院 や手術が制限されてきており、日常診療が提供できなくなり つつあります。
※1 即応病床数(コロナ確保病床以外の病床数を含む) ※2 コロナ確保病床数
直近1週間の 10 万人当たり 新規陽性者数 |
944.9人 |
こうした医療機関の状況から、救急車が、コロナやそれ以外の救急患者を直ちに病院に搬送す ることが困難な事案も増加しています。
県内の医療提供体制のひっ迫状況をこれ以上悪化させず、少しでも早く県内医療を正常化さ せるために、「静岡県医療ひっ迫警報」を発令しています。
県民のみなさまには、感染リスクの高い行動の自粛等の御協力をお願いします。
1適切な受診のお願い
基礎疾患がなくワクチン接種をされている60歳未満の方はオミクロン株では重症化するリスク は低いので、発熱しても、まずは、市販薬(咳どめ、解熱剤等)で対応をお願いします。コロナで 重症化しやすい高齢者や基礎疾患のある方、コロナ以外の緊急性のある疾患の方が、医療を速 やかに受けられるように、御協力をお願いします。
2不要不急の外出控えのお願い
年齢や重症化リスクの有無にかかわらず、混雑した場所や感染リスクが高い場所への外出は極 力控え、外出する場合であっても、大人数での行動を避けるようお願いします。 また、御自身で「自分は重症化リスクがある」と判断されている方、重症化リスクがある人と接 する機会のある方、仕事や家庭の事情でできる限り感染を避けたい方、発熱やのどの痛み等の 自覚症状のある方は、不要不急の外出を控えるようお願いします。
3会話や食事の際の適切なマスク着用のお願い
感染力が過去最強の BA.5 では、マスク無しの会話=(イコール)感染成立となるリスクが高い です。マスクを外しての会話や食事は家族とのみ行っていただき、家族以外の方とは、必ずマス ク着用で会話し、会食ではマスク会食を確実に行うようお願いします。酔うとマスク会食ができ ない場合はノンアルコールでお願いします。
4ワクチン接種のお願い
5歳以上の未接種の方、12歳以上で3回目、60歳以上又は60歳未満の基礎疾患のある方で4回 目が接種可能な時期だがまだ接種をすませていない方は、できるだけ早く接種をお願いしま す。
県民・事業者の皆様に具体的に行っていただきたい取組
県民の皆様へ(「自助」の取組)
○適切な受診
・基礎疾患がなく、ワクチンを接種されている 60 歳未満の方にとっては、自宅での安静と市 販薬で自然に治る病気です。事前に咳止め・解熱剤などの準備をお願いします。
・救急医療が緊急に必要な人の診療が遅れないように、夜間・休日は、軽いかぜ症状だけの 場合は、受診を控え、平日の日中にかかりつけ医など地域の医療機関を受診してください。 (お子さんの症状が気になる場合は、必要に応じて、#8000(静岡こども救急電話相談)を ご利用ください。)
・救急医療が大変ひっ迫していますので、水の事故・交通事故などの事故に注意するととも
に、熱中症にならないように、適切に冷房を使用してください。 ○旅行や帰省の際の注意点
・人との接触が多い感染リスクが上がる場所への外出や重症化リスクの高い人がいる場所へ の訪問は、必要性を再検討し、できるだけ控えてください。
・外出する場合には、訪問先での感染リスクの高い行動に十分注意し、混雑した場所への訪問
の回避、不織布マスクの着用、手洗いや手指消毒、室内換気などの徹底をお願いします。
○マスクの着用
・飲食の際にはマスクを外しての会話は家族のみの場合とし、それ以外 の方とは食べる時は会話をせず、会話する時は、必ず不織布マスクを 着用するようお願いします。
・特に多人数、長時間の会話では、お互いに不織布マスクの着用を徹底 してください。こまめな換気を行わない場合には、BA.5の感染力の強 さから感染リスクが高まります。
・熱中症予防のため、「屋外では、まわりに人がいなければマスクは不要」、「就学前の子ど もは、マスクは原則不要」です。
・適切なマスクの着脱ができるよう、常時、マスクの携行をお願いします。
○早期のワクチン接種
・3回目にノババックス社製のワクチンを 接種した場合の副反応は、ファイザーや モデルナ比べて少ない傾向にあります。 副反応を理由に3回目接種を控えていた 方は、ノババックスのワクチン接種を御検 討ください。
・若い方は夏休みの接種を是非御検討く ださい。
ノババックスワクチン3回目接種後の副反応頻度(8/15 時点)
事業者の皆様等へ(「共助」の取組)
○事業所における取組
・事業者の皆様は、職場や店舗等における基本的な感染防止対策の徹底、特に換気の励行、 「居場所の切り替わり」での感染防止対策や、在宅勤務、時差通勤など、人との接触を低減 する取組など、感染防止対策を継続してください。
○学校等における取組
・学校や保育所等では、感染防止対策の徹底、感染リスクの高い行動の回避に努めてくださ い。
・職員や児童・生徒等に何らかの風邪症状がある場合については、部活動や課外活動も休 み、市販薬(咳どめ・解熱剤等)を服薬するなど、自宅で静養してください。
○福祉施設等での取組
・福祉施設等の事業者の皆様は、県から配布された抗原定性簡易キットを活用して週に一度の 定期検査を行い、陽性者の早期発見に御協力願います。
○催物(イベント)における留意事項
・催物(イベント)の主催者の皆様は、3密の回避など基本的な感染防止対策の徹底ととも に、参加者名簿の作成や接触確認アプリ「COCOA」等を活用し、参加者の把握に努めてくだ さい。
・参加人員 5,000 人超かつ収容率 50%超のイベントを開催する場合は、県に具体的な感染防 止策を記載した「感染防止安全計画」を提出してください。
・イベントにおいて、会話の場面や密集する場面では、参加者にマスクの着用を推奨してくだ さい。
全国の直近1週間 10 万人当たり新規陽性者数(8月17日現在)
【凡例】 感染状況(10 万人当たり新規陽性者数)
100 人以上
35 人以上~100 人未満 7.5 人以上~35 人未満 7.5 人未満
! 感染状況に注意※ 感染拡大により移動制限等の措置が発
出されている地域
緊急事態宣言
まん延防止等重点措置
※ ! は、10 万人当り新規陽性者数が全国平均より 1.5 倍以上の都道府県
! !
!
次回発表予定 令和4年8月26日(金)
※上記発表前でも必要に応じて随時発表する場合があります
資料提供:令和4年8月19日(金) 静岡県内市町別「直近1週間・人口10万人当たりの新規陽性者数」
令和4年8月18日15時 時点
人口 (A)
単位 人
対人口 累計
10万人 陽性者数 B/(A/100)
人単位人
7月29日~8月4日
8月5日~8月11日
8月12日~8月18日
陽性者数 計
(B)
対人口
10万人 B/(A/100)
陽性者数 計
(B)
対人口
10万人 B/(A/100)
陽性者数 計
(B)
人
人
人
人
人
沼津市 189,677
熱海市 36,351
2,058
1085.0
2,122
1118.7
1,805
332
913.3
457
1257.2
341
三島市 108,435
1,175
1083.6
1,067
984.0
1,058
富士宮市 128,748
1,277
991.9
1,575
1223.3
1,027
伊東市 65,704
671
1021.2
873
1328.7
618
富士市 245,089
2,663
1086.5
2,854
1164.5
2,422
御殿場市 87,345
980
1122.0
1,057
1210.1
955
下田市 21,161
214
1011.3
197
931.0
193
裾野市 51,206
504
984.3
461
900.3
537
伊豆市 29,427
東伊豆町 11,771
284
965.1
233
791.8
263
伊豆の国市 46,976
557
1185.7
519
1104.8
588
76
645.7
67
569.2
88
河津町 6,907
68
984.5
67
970.0
76
南伊豆町 7,970
97
1217.1
73
915.9
69
松崎町 6,246
43
688.4
41
656.4
55
西伊豆町 7,384
66
893.8
53
717.8
63
函南町 36,859
451
1223.6
382
1036.4
307
清水町 32,099
394
1227.5
403
1255.5
388
長泉町 43,015
483
1122.9
447
1039.2
450
小山町 18,600
192
1032.3
278
1494.6
206
951.6 938.1 975.7 797.7 940.6 988.2
沼津市
熱海市
三島市
富士宮市
伊東市
富士市
御殿場市
下田市
裾野市
伊豆市
伊豆の国市
東伊豆町
河津町
南伊豆町
松崎町
西伊豆町
函南町
清水町
長泉町
小山町
18,133
3,460
9,832
1093.4 912.1 1048.7 893.7 1251.7 747.6 1100.3 865.7 880.6 853.2 832.9 1208.8 1046.1 1107.5 974.54 1038.8 1092.6 1037.6 1018.5 867.3 1081.7 854.3 中部7市町 1,147,201 11,806 1029.11 12,095 1054.31 11,863 1034.08 832.7 822.6 720.9 846.7 828.4 1143.5 789.8 883.8 西部8市町 1,315,407 13,683 1040.21 13,488 1025.39 10,904 828.94
合 計(静岡県) 3,643,578 38,136 1046.66 38,869 1066.78 34,388 943.80
※1 人口は、2019年5月1日現在の市町別推計人口 ※2 数値は速報値であり、感染者にかかる詳細調査等により、後日数値が訂正・変更される場合あり
10,374 5,669 22,965 9,593 1,858 3,884 2,020 4,740 574 431 458 287 463 3,691 3,431 4,288 1,955 108,106 79,599 7,538 13,434 11,937 3,683 2,869 214 119,274 76,808 16,888 10,741 8,500 5,462 3,093 4,986 1,331 127,809 2,257 合計(静岡県) 357,446
東部20市町 1,180,970
12,585
1065.65
13,226
1119.93
11,509
東部20市町
中部 7市町
西部 8市町
その他
静岡市 692,632 9,084 |
1311.5 |
8,368 |
1208.1 |
7,195 |
島田市 96,099 552 |
574.4 |
724 |
753.4 |
1,050 |
焼津市 136,752 925 |
676.4 |
1,212 |
886.3 |
1,419 |
藤枝市 142,069 786 |
553.3 |
1,104 |
777.1 |
1,447 |
牧之原市 44,275 262 |
591.8 |
373 |
842.5 |
384 |
吉田町 28,936 180 |
622.1 |
292 |
1009.1 |
313 |
川根本町 6,438 17 |
264.1 |
22 |
341.7 |
55 |
静岡市
島田市
焼津市
藤枝市
牧之原市
吉田町
川根本町
浜松市 791,854 8,035 |
1014.7 |
8,210 |
1036.8 |
6,594 |
磐田市 166,310 1,940 |
1166.5 |
1,789 |
1075.7 |
1,368 |
掛川市 115,133 1,357 |
1178.6 |
1,033 |
897.2 |
830 |
袋井市 86,928 903 |
1038.8 |
930 |
1069.9 |
736 |
湖西市 58,667 529 |
901.7 |
522 |
889.8 |
486 |
御前崎市 31,396 333 |
1060.6 |
367 |
1168.9 |
359 |
菊川市 47,355 464 |
979.8 |
540 |
1140.3 |
374 |
森町 17,764 122 |
686.8 |
97 |
546.0 |
157 |
浜松市
磐田市
掛川市
袋井市
湖西市
御前崎市
菊川市
森町
その他 62 |
60 |
112 |
マスクは常に携行しましょう! 場合別マスク着用の参考表
周囲の人 の状況 屋内/屋外 |
自分 1人 のみ |
同居人 のみ |
同居人以外の人々 (事例の赤字は国通知の事例) |
|||
2m以上離れている |
2m以内にいる |
|||||
ほとんど 会話無し |
会話・発声 あり |
ほとんど 会話無し |
会話・発声 あり |
|||
屋内※1 |
不要 例) 1人で部屋 で過ごす |
不要 例) 家族で居間 で団らん |
例) 不要図書館で席を離れて 座り自習 |
推奨※2 例)
離れた席でおしゃ
べり
|
例)推奨通勤電車・バスの 中 |
例) 推奨狭い会議室での会 議、カラオケ、麻 雀 |
屋外 |
不要 例) 1人で散歩 や自転車 |
不要 例) 家族でハイ キング |
例) 不要静かにランニング・ サイクリング・釣り |
例) 不要 密にならない外遊 び・テニス |
例)不要徒歩通勤、静かな 行列、野外観劇 |
例) 推奨繁華街・観光地の 人混み、友人と BBQ、球技観戦 |
*就学前の子どもは、マスクは原則不要
*高齢者や基礎疾患のある人、またはそのような方と接する人は、マスク着用を推奨
*マスク着用なしで咳やくしゃみをする際は、口鼻をハンカチやそででおおう (咳エチケット)
※1;車内(電車、バス、自家用車等)を含む ※2;十分な換気等の感染対策をしている場合はマスクを外すことも可
マスクは いつも かばんに いれる! マスクを つける つけない |
||||||
まわりの ひと いえ・のりもの または そと |
じぶん だけ |
かぞく だけ |
かぞく では ない ひと たち |
|||
ふとん 2めーとるよりも とおい2 2めーとるより ちかい めーとる |
||||||
しゃべらない |
しゃべる |
しゃべらない |
しゃべる |
|||
たてものや のりものの なか たてものの そと へやに かぞくで いる てれび かぞくで さんぽ さんぽ とおくに はなれて しずかに どくしょ らんにんぐ、 じてんしゃ、むしとり ※ とおくに はなれて しゃべる おにごっこ、 どっじぼーる ひとが おおい でんしゃ、ばす あるいて がっこう へ いくとき せまい へやで、 しゃべる、うたう ひとが たくさん いる ところ *しょうがっこうに はいる まえの こどもは、マスクは いらない (したい こどもは してよい) *おとしよりや びょうきの ひと、その ひとに あうとき、びょういんに いく ときは、マスクを する *マスクなしで せきや くしゃみを する ときは、くちと はなを はんかちや ふくで おさえる ※ かぜが おおく はいる へやでは、マスクを はずしても よい |
||||||
新型コロナウイルスの感染状況や医療のひっ迫状況等を評価する国のレベル分類及び本県の対応【オミクロン株版】 (令和4年7月12日から運用)
国 評価 レベル
指標 新規感染者数 占有率等
求められる対策
・県民、事業所等に最大限の行動 抑制等を要請
・県及び医療現場の判断で一般 医療の制限
・県民等へ強い呼びかけ、まん延 防止等重点措置や緊急事態措 置等、各地域に必要な対策
・感染リスクの高い行動の回避 ・感染拡大防止に必要な対策の
実施 ・保健所の体制強化、必要病床
の段階的確保
国評価レベルに応じた県の主な対応(注1) 飲食店 イベント
県内全域に、レベル3よりも強い活動の自粛や制限等を要請
状況に応じて緊急事態措置や重点措置の適用を要請
1週間
病床
外出・移動
事業所
4たい レベル
対3策を 強化すべき レベル
警2戒を 強化すべき レベル
維持1すべき レベル
-
-
最大確保病床数 を超過
現状で病床占有率 や重症病床占有率 50%超
避け
・レベル2での対応に加え、 県内・県外の感染リスクが高 い場所への外出、他県への 不要不急の移動自粛(注2)
・レベル2での対応に加え、 営業時間の短縮や休業、 酒類提供等の自粛 (注2)
・レベル2での対応に加え、 開催規模(参加人数や収容 率)の制限 (注2)
・業種別ガイドラインの遵守 ・出勤者の削減等を強力に
推進 ・施設の入場者整理等
※1かつ2~4のいずれか
(状況) 12週連続 増加
(10万人当たり) 2100人以上
-
(病床占有率) 320%以上 で上昇傾向
(入院患者数) 4100人以上 で増加傾向
-
基本的な感染防止対策の強化・徹底(感染状況や医療ひっ迫状況により必要に応じて行動制限等を要請)
・レベル1での対応に加え、 感染リスクが高い行動に対 する注意喚起
・レベル1での対応に加え、 こまめな換気や密の回避等 感染防止対策の一層の徹底
・レベル1での対応に加え、 感染防止対策の一層の徹底
・業種別ガイドラインの遵守 ・人との接触低減の取組実施
の徹底
・基本的な感染防止対策の ・基本的な感染防止対策の継続 徹底
・業種別ガイドラインの遵守
・5,000人超かつ収容率50%超 ・業種別ガイドラインの遵守 ・「ふじのくに安全・安心認証」 のイベント開催は県に「感染 ・人との接触低減の取組実施
・ワクチン接種の推進 ・認証店等の感染防止対策が 取得への協力 防止安全計画」を提出 ・医療体制の確保 取られた店舗の利用
0
感染者 - - 同上 同上 同上 同上 同上
0 レベル
(注1) 実際の対応は、感染状況や医療のひっ迫状況等を踏まえ、必要なものを実施する
(注2) 認証店や対象者全員検査の場合は要件を緩和する場合がある(より強い措置が必要な場合は緩和しない)