認知症声かけ訓練
医療・福祉
東京都
板橋区
板橋区保健所
認知症声かけ訓練とは
認知症になっても住み慣れた地域で暮らし続けられるためには、地域での見守りが大切です。
認知症によって「自宅がわからなくなった」「歩いているうちに道に迷ってしまった」ということが起こることがあります。
遠くに行ってしまう前に、あるいは遠くから迷い込んでしまった人を早期に見つけて見守るために、実際に地域の人々が参加し、声かけの訓練を行うものです。
板橋区では、平成28年度より地域での「認知症声かけ訓練」を始めています。
目的
- 認知症の人と家族を支え、見守る地域の意識を高め、認知症の理解を促進する
- 地域で声かけや見守りができる地域連携の強化
- 認知症サポーターが地域での活動の1つとして参加できる
- 認知症になっても安心して暮らせる地域づくりを目指す
方法
地域のお店や住宅街などに訓練ポイントを設置し、認知症役の人がそれぞれのシナリオで待機します。
参加者は訓練ポイントを回り、声かけをおこない、グループで対応について検討・振り返りをします。
内容
訓練は、場所や参加対象者により、住宅街や商店街などさまざまな場所で、地域のおとしより相談センター(地域包括支援センター)を中心に、地域の人の協力を得て準備を進めて、以下のような流れで実施しています。
注:開催する地域や日程の都合により、内容や警察署の参加が変更となる場合があります。
- 講義・訓練の説明
- グループで移動し、地域での声かけ訓練
- 会場に戻りグループワーク・発表
- 警察署からの講話など
実施状況
平成28年度
- 実施地区 2か所 (赤塚地区、仲町地区)
- 参加者数 74名
平成29年度
- 実施地区 6か所 (成増地区、上板橋地区、徳丸地区、高島平地区、志村地区、中板橋地区)
- 参加者数 162名
平成30年度
- 実施地区 8か所(高島平地区、中台地区、清水地区、志村地区、成増地区、仲町地区、坂下地区、赤塚新町地区)
- 参加者数 157名
令和元年度
- 実施地区 9か所(仲宿地区、前野地区、清水地区、高島平地区、熊野地区、志村地区、下赤塚地区、板橋地区、東坂下地区)
- 参加者数 221名
令和2年度
- 実施地区3か所(上板橋地区、富士見地区、熊野地区)
- 参加者数 55名
令和3年度
- 実施地区5か所(上板橋地区2か所、志村地区、高島平地区、板橋地区)
- 参加者数 47名
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