区では、在宅で人工呼吸器を使用されている方を対象に、災害時の適切な支援体制を確保するため、「災害時個別支援計画」の作成を進めています。
災害時個別支援計画とは
人工呼吸器を使用している方にとって、地震などの災害は、常に停電のおそれが伴うため、生命の危機に直結する大きな問題です。このため、日頃から準備すべきことを決めておくことは、本人や家族にとって、とても大切なことです。
蘇生バッグやバッテリ―などの医療器具、生活物資の準備等、いざというときにどのような行動をとったらよいのか、また誰に何を支援してもらえるかなどを関係者とともに考え計画を作成します。
作成した計画は本人・家族・療養生活をサポートしている関係者間で共有します。計画は原則年1回更新をします。
対象者
在宅で人工呼吸器を使用している方
(在宅酸素療法器及び睡眠時無呼吸症候群治療器は人工呼吸器ではありません。)
在宅人工呼吸器使用者のための災害時個別支援計画(PDF:911KB)
在宅人工呼吸器使用者自家発電装置等給付事業
在宅人工呼吸器使用者の停電時等における安全確保のため、災害時個別支援計画作成者を対象に、自家発電装置と蓄電池の給付を行っています。いずれも、人工呼吸器の外付けバッテリーの充電をするためのものです。
対象となる方は在宅人工呼吸器使用者災害時個別支援計画を作成している方で、計画により自家発電装置等を準備する必要があると確認できた方です。ただし、他の公的制度で自家発電装置等の給付を受けることができる方は対象になりません。
自家発電装置の給付
自家発電装置は家庭用カセットボンベを使用する機種になります。本体のみの給付で、燃料は自己負担となります。
蓄電池の給付(令和4年1月26日から申請受付開始)
①または②のいずれか1つを給付します。
①容易に運搬することができ、かつ、蓄電池機能を有する正弦波交流出力の電源装置で定格出力が300W以上あるものです(区が指定する蓄電池リストから機種を選んでいただきます。本体のみの給付で、別売りパーツは給付対象外です)。
②人工呼吸器の外付バッテリー(診療報酬に含まれるバッテリーを除く。)
よくある質問
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お問い合わせ
所属課室:みなと保健所保健予防課保健予防係
電話番号:03-6400-0080(内線:3870)
ファックス番号:03-3455-4460