病気やけがで輸血が必要な方々への治療には、献血でご提供いただいた血液からつくる、輸血用血液製剤が使われています。
血液は人工的につくることができず、長い間保存することもできません。
また、献血をしていただく方の健康を守るため、一人あたりの年間の献血回数や献血量には上限があります。
そのため、安定的に輸血用血液製剤を届けるには、多くの方の日常的な献血への協力が不可欠です。
みなさまの継続的なご理解・ご協力をお願いいたします。
1・2月は「はたちの献血」キャンペーン!
「はたちの献血」キャンペーン周知用ポスター
寒さが厳しくなる冬季は、例年、風邪やインフルエンザの流行などにより、献血者が減少しがちです。
さらに、新型コロナウイルス感染症の影響により、未だ職場や学校での献血へのご協力が得られにくい状況が続いています。
このままの状況が続くと、病気やけがで輸血を必要とする方々に、安全な血液製剤を安定的に届けられなくなる恐れがあります。
東京都では1月1日から2月28日までの2か月間、「はたち」を迎える若者を中心に、広く都民の皆さんに向けて「はたちの献血」キャンペーンを実施しますので、この機会に、ぜひ献血へのご協力をお願いいたします。
1 キャンペーンの実施内容
(1) 献血周知用ポスターの掲出(掲出先:区市町村及び学校等)
(2) 「成人の日」式典等における若年層向け普及啓発用リーフレットの配布
(3) 東京都職員献血の実施
若年層向け普及啓発用リーフレット(表)
若年層向け普及啓発用リーフレット(裏)
2 献血へのご協力をお願いします
献血の種類
献血には、大きく分けて全血献血と成分献血の2種類の方法があります。
全血献血は、血液中全ての成分を採血する方法で、200ミリリットル・400ミリリットルという採血量の違いがあります。
一方、成分献血は血小板や血しょうといった特定の成分だけを採血し、体内で回復に時間のかかる赤血球は再び体内に戻す方法です。
成分献血は全血献血に比べ採血時間が長くかかりますが、身体への負担が軽いという特長があります。
詳細はリンク先をご覧ください。
献血の手順
献血ルームや献血バスでは、以下のような手順で献血をします。
献血のながれ
献血の手順や、血液製剤の製造所の様子などは、東京都公式動画チャンネル「東京動画」またはYouTubeから動画でご覧いただけます。
(URL:https://tokyodouga.jp/dxui6ark5s4.html)
<献血の手順>
<製造所の様子>
東京都内の献血場所
都内献血ルームマップ(令和4年4月現在)
〇都内12か所の常設の献血ルーム、献血バス等で献血できます。
〇事前予約にご協力をお願いいたします。
ご予約は、献血web会員サービス「ラブラッド」や各献血ルームへの電話で行うことができます。
詳細は、東京都赤十字血液センターホームページをご覧ください。
【東京都赤十字血液センターホームページ】 https://www.bs.jrc.or.jp/ktks/tokyo/
〇平日の献血者数が減少しています。
輸血に使用する血液は長期保存することができないため、可能な方は平日のご来場をお願いします。
〇各会場では、新型コロナウイルス感染症対策を行っています。詳細は上記ホームページをご覧ください。
献血・移植医療啓発ツール(ポスター・リーフレット等)を作成しています
献血等に関する普及啓発資材のデータ等を掲載・随時更新しています。
ご家庭や学校、職場等でお役立てください。
お問い合わせ
このページの担当は 保健政策部 疾病対策課 献血移植対策担当(03-5320-4506) です。