日本では年間約600人から1,000人の子どもたちが細菌性髄膜炎に感染しています。ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンは細菌性髄膜炎などの感染症を予防するワクチンです。目黒区では、平成24年度まで任意の予防接種として公費助成していましたが、平成25年4月1日から定期予防接種(予防接種法に基づいて無料で受けられる予防接種)となりました。対象者には生後2か月になる前月末に予診票を郵送します。
電子申請
予診票を紛失された場合や目黒区に転入されたお子さんで予防接種が未接種の場合は、こちらから電子申請で予診票の発行を申込できます。
電子申請(東京共同電子申請・届出サービス)
ヒブワクチン(インフルエンザ菌b型ワクチン:Hib感染症)
法定接種年齢
接種日時点で、生後2か月以上5歳に至るまで(5歳の誕生日の前日まで)のかた
標準接種年齢
- 初回接種は生後2か月以上7か月に至るまでの間に3回接種
- 追加接種は初回接種終了後7か月以上、標準的には7か月から13か月までの間隔をおいて1回接種
予防接種の費用
送付された予診票を使用し、法定接種年齢の期間内に接種をした場合は無料です。ただし、決められた医療機関以外で接種したり、法定接種年齢を外れて受けた場合は有料になります。
接種回数
ヒブワクチンの接種回数は、接種開始時期によって異なります。
接種開始時期 | 接種回数 | 接種スケジュール |
---|---|---|
生後2か月から7か月に至るまで | 4回 | 生後12か月に至るまでの間に27日(医師が必要と認めた場合は20日)以上、標準的には27日から56日までの間隔で3回接種を行い、初回の3回目接種終了後7か月以上、標準的には7か月以上13か月までの間隔をおいて1回追加接種 |
生後7か月から1歳に至るまで | 3回 | 生後12か月に至るまでの間に27日(医師が必要と認めた場合は20日)以上、標準的には27日から56日までの間隔で2回接種を行い、初回の2回目接種終了後7か月以上、標準的には7か月から13か月までの間隔をおいて1回追加接種 |
1歳以上5歳に至るまで | 1回 | 1回接種 |
注記
生後6か月以降からヒブによる細菌性髄膜炎にかかるお子さんが増えますので、生後6か月までに初回(3回)の接種を済ませておくことが望ましいとされています。
初回接種を1歳までに終了しなかった場合は、接種回数が変わります。該当する場合はお問い合わせください。
予防接種を受ける場所
区内の契約医療機関で接種してください。なお、目黒区の予診票は、目黒区以外の22区の契約医療機関でも使えます。事前に接種予定の医療機関が所在地の区の契約医療機関であることを確認してください。目黒区内の医療機関一覧は「子どもの予防接種」のページをご覧ください。
小児用肺炎球菌ワクチン
小児用肺炎球菌ワクチンは、成人用肺炎球菌ワクチンとは違うワクチンです。平成25年4月1日から定期予防接種となった、肺炎球菌感染症を予防する小児用肺炎球菌ワクチンは、7種類の成分の「プレベナー(沈降7価肺炎球菌結合型ワクチン)」が使用されていましたが、 平成25年11月1日から13種類の成分の「プレベナー13(沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン)」に切り替わりました。
ワクチンの切替による効果等
ワクチンの切替による効果等に関しては、厚生労働省のホームページをご確認ください。
法定接種年齢
接種日時点で、生後2か月以上5歳に至るまで(5歳の誕生日の前日まで)のかた
標準接種年齢
- 初回接種は生後2か月以上7か月に至るまでの間に3回接種
- 追加接種は初回3回目終了後60日以上の間隔をおいて、生後12か月に至った日以降に1回接種(標準として生後12か月から15か月の間)
予防接種の費用
送付する予診票を使用し、法定接種年齢の期間内に接種を受けた場合は無料です。ただし、決められた医療機関以外で接種したり、法定接種年齢を外れて受けた場合は有料になります。
接種回数
小児用肺炎球菌ワクチンの接種回数は、接種開始時期によって異なります。
接種開始時期 | 接種回数 | 接種スケジュール |
---|---|---|
生後2か月から7か月に至るまで | 4回 | 生後24か月に至るまでの間(標準的には生後12か月まで)に27日以上の間隔で3回接種を行い、3回目の接種から60日以上の間隔をおいて、生後12月に至った日以降に1回追加接種(追加接種は、標準として生後12か月から15か月の間) |
生後7か月から1歳に至るまで | 3回 | 生後24か月に至るまでの間(標準的には生後13か月まで)に27日以上の間隔で2回接種を行い、2回目の接種から60日以上の間隔をおいて、生後12月に至った日以降に1回追加接種 |
1歳以上2歳に至るまで | 2回 | 60日以上の間隔で2回接種 注:ヒブワクチンとは接種回数が違います |
2歳以上5歳に至るまで | 1回 | 1回接種 |
- 生後6か月以降から肺炎球菌による細菌性髄膜炎にかかるお子さんが増えますので、生後6か月までに初回(3回)の接種を済ませておくことが望ましいとされています。
- 初回接種を2歳までに終了しなかった場合及び初回2回目の接種が1歳を超えた場合は、接種回数が変わります。該当する場合はお問い合わせください。
予防接種を受ける場所
区内の契約医療機関で接種してください。なお、目黒区の予診票は、目黒区以外の22区の契約医療機関でも使えます。事前に接種予定の医療機関が所在地の区の契約医療機関であることを確認してください。目黒区内の医療機関一覧は「子どもの予防接種」のページをご覧ください。
ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン予防接種を受けるにあたっての注意
予防接種後の副反応等については「ヒブワクチン(Hib感染症)予防接種のお知らせ」及び「小児用肺炎球菌ワクチン予防接種のお知らせ」をお読みください。
ヒブワクチン(Hib感染症)予防接種のお知らせ(PDF:347KB)
小児用肺炎球菌ワクチン予防接種のお知らせ(PDF:334KB)
関連するページ
お子さんの定期予防接種について、目黒区でのお知らせ方法や接種方法をご案内します。
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