7月22日(金)現在
本県の新型コロナウイルスの感染状況や医療ひっ迫状況等は 国評価レベル 2(警戒を強化すべきレベル)です
本県では、感染力が非常に強いオミクロン株の派生型(BA.5)への置 き換わりが進み、過去最大の新規感染者数を記録するなど、急激に感染 拡大しています。コロナ受入病床の使用率は、県全体で50%を超え、医 療機関受診者の急増など、医療提供体制がひっ迫しています。
オミクロン株は、デルタ株等に比べ、無症状、軽症者の割合が高い一 方で、感染者数の大幅な増加が、高齢者等の重症化リスクの増大に繋が るほか、若年層でも後遺症の問題が顕在化しています。
ワクチン接種により重症化防止や感染予防の一定の効果が認められ ていますので、接種可能な方は3回目、4回目の接種を御検討ください。
市中まん延の状況です。自分自身や面談する相手が既に感染してい るかもしれません。県民の皆様には、帰省や旅行など移動の前に、訪問 先の感染状況の確認や自身の健康管理を十分に行い、高齢者や旧友と の面会などでは感染防止対策の徹底に細心の注意をお願いします。
また、混雑や三密を避け、屋内ではこまめな換気を行い、会食時や屋 内の会話は、必ず不織布マスクを着用してください。会食は、感染リスク の低減のため、時間や人数、会場の換気等に十分注意をお願いします。
7月21日現在
病床利用率 (約630床)に対する割合 |
|
(全県) 56.6% |
|
東部 |
40.1% |
中部 |
66.2% |
西部 |
61.3% |
直近1週間の 10 万人 当たり新規陽性者数 |
513.3人 |
県外への移動を検討されている皆様へ
全国的に新規感染者数が急増していますので、感染リスクが高い場所への訪問や、訪問先で の感染リスクの高い行動には十分に注意してください。特に人が多く集まる場所では、不織布マ スクの着用だけでなく、手洗いや手指消毒の徹底をお願いします。
全国の直近1週間 10 万人当たり新規陽性者数(7月21日現在) |
【凡例】 感染状況(10 万人当たり新規陽性者数) 100 人以上 ! 感染状況に注意※ 感染拡大により移動制限等の措置が発 出されている地域 緊急事態宣言
まん延防止等重点措置
! ! ! ! ! ※ ! は、10 万人当り新規陽性者数が全国平均より 1.5 倍以上の都道府県 |
次回発表予定 令和4年7月29日(金)
※上記発表前でも必要に応じて随時発表する場合があります
県民・事業者の皆様へのお願い
○お住まいの市町から接種券が届きまし たら、ワクチンの接種の検討をお願いし ます。
特に、旅行や帰省などを計画されてい る方は、移動前のワクチン接種を御検討 ください。 3回目のワクチン接種率が高い年代は 感染者数が少なくなるほか、重症化率 が低下するなど、接種効果が認められ ます。
また、3回目にノババックス社製のワク チンを接種した場合の副反応は、ファイ ザーやモデルナ比べて少ない傾向にあ りますので、副反応を理由に3回目接種 を控えていた方は、ノババックスのワク チン接種を御検討ください。
県の大規模接種会場では、2回目接種か ら6ヶ月以上経過している方は接種券が 無くてもワクチン接種ができます。
ノババックスワクチン3回目接種後の副反応頻度(7/14時点)
○不織布マスクの着用については、「屋内での会話時や電車内などはマスク着用」をお願 いします。
※「屋外では、近くで会話をしなければマスクは不要」、「就学前の子どもは、マスクは原 則不要」です。常時、マスクの携行と適切な熱中症予防をお願いします。
○事業者の皆様は、職場や店舗等における基本的な感染防止対策の徹底、特に換気の励 行、「居場所の切り替わり」での感染防止対策や、在宅勤務、時差通勤など、人との接触を 低減する取組など、感染防止対策を継続してください。
○催物(イベント)の主催者の皆様は、基本的な感染防止対策の徹底とともに、参加者名簿 の作成や接触確認アプリ「COCOA」等を活用し、参加者の把握に努めてください。また、参 加人員 5,000 人超かつ収容率 50%超のイベントを開催する場合は、県に具体的な感染 防止策を記載した「感染防止安全計画」を提出してください。
○学校や保育所等では、感染防止対策の徹底、感染リスクの高い行動を回避するとともに、 職員や児童・生徒等に何らかの風邪症状がある場合については、かかりつけ医又は発熱 等診療医療機関への速やかな受診を勧奨するように御協力願います。
○福祉施設等の事業者の皆様は、市町から配布された抗原定性簡易キットを活用し、陽性者 の早期発見に御協力願います。
県の大規模接種会場の 情報はこちら
事業者の皆様等へのお願い
県民の皆様へのお願い
資料提供:令和4年7月22日(金) 静岡県内市町別「直近1週間・人口10万人当たりの新規陽性者数」
令和4年7月21日15時 時点
人口 (A)
対人口 累計
10万人 陽性者数 B/(A/100)
単位 人 人単位人
7月1日~7月7日
7月8日~7月14日
7月15日~7月21日
陽性者数 計
(B)
対人口
10万人 B/(A/100)
陽性者数 計
(B)
対人口
10万人 B/(A/100)
陽性者数 計
(B)
人
人
人
人
人
沼津市 189,677
熱海市 36,351
115
60.6
431
227.2
914
44
121.0
104
286.1
144
三島市 108,435
87
80.2
271
249.9
571
富士宮市 128,748
43
33.4
127
98.6
335
伊東市 65,704
40
60.9
163
248.1
260
富士市 245,089
192
78.3
384
156.7
1,026
御殿場市 87,345
116
132.8
228
261.0
398
下田市 21,161
84
397.0
98
463.1
151
裾野市 51,206
44
85.9
77
150.4
154
伊豆市 29,427
東伊豆町 11,771
28
95.2
102
346.6
112
伊豆の国市 46,976
79
168.2
234
498.1
279
5
42.5
16
135.9
26
河津町 6,907
4
57.9
16
231.6
18
南伊豆町 7,970
4
50.2
31
389.0
32
松崎町 6,246
4
64.0
7
112.1
12
西伊豆町 7,384
6
81.3
6
81.3
12
函南町 36,859
71
192.6
196
531.8
239
清水町 32,099
39
121.5
62
193.2
141
長泉町 43,015
58
134.8
99
230.2
227
小山町 18,600
15
80.6
42
225.8
59
481.9 396.1 526.6 260.2 395.7 418.6 455.7 713.6 300.7 380.6 593.9 220.9 260.6 401.5 192.1 162.5 648.4 439.3 527.7 317.2
東部20市町 1,180,970 1,078 91.28 2,694 228.12 5,110 432.70 801.7 338.2 370.0 277.3 275.6 369.8 77.7 中部7市町 1,147,201 1,244 108.44 3,950 344.32 7,012 611.23 630.2 330.1 275.3 253.1 243.7 143.3 304.1 472.9 西部8市町 1,315,407 1,484 112.82 3,707 281.81 6,492 493.54
合 計(静岡県) 3,643,578 3,819 104.81 10,389 285.13 18,701 513.26
※1 人口は、2019年5月1日現在の市町別推計人口 ※2 数値は速報値であり、感染者にかかる詳細調査等により、後日数値が訂正・変更される場合あり
沼津市
熱海市
三島市
富士宮市
伊東市
富士市
御殿場市
下田市
裾野市
伊豆市
伊豆の国市
東伊豆町
河津町
南伊豆町
松崎町
西伊豆町
函南町
清水町
長泉町
小山町
東部20市町
中部 7市町
西部 8市町
その他
10,302
1,958
5,445
5,587
3,002
12,349
5,964
1,072
2,065
1,064
2,644
291
187
186
124
241
2,228
1,961
2,538
1,166
60,374 47,307 4,531 8,868 7,664 2,415 1,890 111 72,786 46,818 10,035 6,386 4,948 3,500 1,849 3,175 843 77,554 1,627 合計(静岡県) 212,341
静岡市 692,632 876 |
126.5 |
3,072 |
443.5 |
5,553 |
島田市 96,099 61 |
63.5 |
146 |
151.9 |
325 |
焼津市 136,752 101 |
73.9 |
346 |
253.0 |
506 |
藤枝市 142,069 113 |
79.5 |
251 |
176.7 |
394 |
牧之原市 44,275 41 |
92.6 |
41 |
92.6 |
122 |
吉田町 28,936 52 |
179.7 |
83 |
286.8 |
107 |
川根本町 6,438 0 |
0.0 |
11 |
170.9 |
5 |
静岡市
島田市
焼津市
藤枝市
牧之原市
吉田町
川根本町
浜松市 791,854 978 |
123.5 |
2,666 |
336.7 |
4,990 |
磐田市 166,310 183 |
110.0 |
375 |
225.5 |
549 |
掛川市 115,133 144 |
125.1 |
225 |
195.4 |
317 |
袋井市 86,928 55 |
63.3 |
162 |
186.4 |
220 |
湖西市 58,667 52 |
88.6 |
96 |
163.6 |
143 |
御前崎市 31,396 15 |
47.8 |
28 |
89.2 |
45 |
菊川市 47,355 25 |
52.8 |
94 |
198.5 |
144 |
森町 17,764 32 |
180.1 |
61 |
343.4 |
84 |
浜松市
磐田市
掛川市
袋井市
湖西市
御前崎市
菊川市
森町
その他 13 |
38 |
87 |
マスクは常に携行しましょう! 場合別マスク着用の参考表
周囲の人 の状況 屋内/屋外 |
自分 1人 のみ |
同居人 のみ |
同居人以外の人々 (事例の赤字は国通知の事例) |
|||
2m以上離れている |
2m以内にいる |
|||||
ほとんど 会話無し |
会話・発声 あり |
ほとんど 会話無し |
会話・発声 あり |
|||
屋内※1 |
不要 例) 1人で部屋 で過ごす |
不要 例) 家族で居間 で団らん |
例) 不要図書館で席を離れて 座り自習 |
推奨※2 例)
離れた席でおしゃ
べり
|
例)推奨通勤電車・バスの 中 |
例) 推奨狭い会議室での会 議、カラオケ、麻 雀 |
屋外 |
不要 例) 1人で散歩 や自転車 |
不要 例) 家族でハイ キング |
例) 不要静かにランニング・ サイクリング・釣り |
例) 不要 密にならない外遊 び・テニス |
例)不要徒歩通勤、静かな 行列、野外観劇 |
例) 推奨繁華街・観光地の 人混み、友人と BBQ、球技観戦 |
*就学前の子どもは、マスクは原則不要
*高齢者や基礎疾患のある人、またはそのような方と接する人は、マスク着用を推奨
*マスク着用なしで咳やくしゃみをする際は、口鼻をハンカチやそででおおう (咳エチケット)
※1;車内(電車、バス、自家用車等)を含む ※2;十分な換気等の感染対策をしている場合はマスクを外すことも可
マスクは いつも かばんに いれる! マスクを つける つけない |
||||||
まわりの ひと いえ・のりもの または そと |
じぶん だけ |
かぞく だけ |
かぞく では ない ひと たち |
|||
ふとん 2めーとるよりも とおい2 2めーとるより ちかい めーとる |
||||||
しゃべらない |
しゃべる |
しゃべらない |
しゃべる |
|||
たてものや のりものの なか たてものの そと へやに かぞくで いる てれび かぞくで さんぽ さんぽ とおくに はなれて しずかに どくしょ らんにんぐ、 じてんしゃ、むしとり ※ とおくに はなれて しゃべる おにごっこ、 どっじぼーる ひとが おおい でんしゃ、ばす あるいて がっこう へ いくとき せまい へやで、 しゃべる、うたう ひとが たくさん いる ところ *しょうがっこうに はいる まえの こどもは、マスクは いらない (したい こどもは してよい) *おとしよりや びょうきの ひと、その ひとに あうとき、びょういんに いく ときは、マスクを する *マスクなしで せきや くしゃみを する ときは、くちと はなを はんかちや ふくで おさえる ※ かぜが おおく はいる へやでは、マスクを はずしても よい |
||||||
新型コロナウイルスの感染状況や医療のひっ迫状況等を評価する国のレベル分類及び本県の対応【オミクロン株版】 (令和4年7月12日から運用)
国 評価 レベル
指標 新規感染者数 占有率等
求められる対策
・県民、事業所等に最大限の行動 抑制等を要請
・県及び医療現場の判断で一般 医療の制限
・県民等へ強い呼びかけ、まん延 防止等重点措置や緊急事態措 置等、各地域に必要な対策
・感染リスクの高い行動の回避 ・感染拡大防止に必要な対策の
実施 ・保健所の体制強化、必要病床
の段階的確保
国評価レベルに応じた県の主な対応(注1) 飲食店 イベント
県内全域に、レベル3よりも強い活動の自粛や制限等を要請
状況に応じて緊急事態措置や重点措置の適用を要請
1週間
病床
外出・移動
事業所
4たい レベル
対3策を 強化すべき レベル
警2戒を 強化すべき レベル
維持1すべき レベル
-
-
最大確保病床数 を超過
現状で病床占有率 や重症病床占有率 50%超
避け
・レベル2での対応に加え、 県内・県外の感染リスクが高 い場所への外出、他県への 不要不急の移動自粛(注2)
・レベル2での対応に加え、 営業時間の短縮や休業、 酒類提供等の自粛 (注2)
・レベル2での対応に加え、 開催規模(参加人数や収容 率)の制限 (注2)
・業種別ガイドラインの遵守 ・出勤者の削減等を強力に
推進 ・施設の入場者整理等
※1かつ2~4のいずれか
(状況) 12週連続 増加
(10万人当たり) 2100人以上
-
(病床占有率) 320%以上 で上昇傾向
(入院患者数) 4100人以上 で増加傾向
-
基本的な感染防止対策の強化・徹底(感染状況や医療ひっ迫状況により必要に応じて行動制限等を要請)
・レベル1での対応に加え、 感染リスクが高い行動に対 する注意喚起
・レベル1での対応に加え、 こまめな換気や密の回避等 感染防止対策の一層の徹底
・レベル1での対応に加え、 感染防止対策の一層の徹底
・業種別ガイドラインの遵守 ・人との接触低減の取組実施
の徹底
・基本的な感染防止対策の ・基本的な感染防止対策の継続 徹底
・業種別ガイドラインの遵守
・5,000人超かつ収容率50%超 ・業種別ガイドラインの遵守 ・「ふじのくに安全・安心認証」 のイベント開催は県に「感染 ・人との接触低減の取組実施
・ワクチン接種の推進 ・認証店等の感染防止対策が 取得への協力 防止安全計画」を提出 ・医療体制の確保 取られた店舗の利用
0
感染者 - - 同上 同上 同上 同上 同上
0 レベル
(注1) 実際の対応は、感染状況や医療のひっ迫状況等を踏まえ、必要なものを実施する
(注2) 認証店や対象者全員検査の場合は要件を緩和する場合がある(より強い措置が必要な場合は緩和しない)