おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)任意予防接種費用の一部助成

おたふくかぜ予防接種について

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)のワクチン接種は、予防接種法に基づく定期予防接種ではなく、任意予防接種なので、接種するかしないかは、接種対象者の保護者の希望と医師の判断によります。中野区は、満1歳から小学校入学前のお子さんを対象に接種費用の一部助成を行っています。

助成の対象者

中野区にお住まいの満1歳から小学校入学前のお子さん
※助成を受けられる期間は入学する年の3月31日まで(4月に入学するお子さんは、たとえ入学式前でも、41日以降の接種は対象外)。

助成額と助成回数

1回につき4,000円
1人2回まで

接種スケジュール

  • おたふくかぜワクチンは生ワクチンです。MR予防接種など、生ワクチン同士の予防接種は、27日間接種間隔をあける必要があります。
  • ワクチン同士の接種間隔について、詳しくはこちらをご覧ください。
  • 1歳までの予防接種スケジュールなどを参考にして、かかりつけ医と相談して、接種漏れがないようにしましょう。

助成方法

中野区内の実施医療機関で接種する場合

  • 中野区内の実施医療機関には、おたふくかぜ予防接種予診票を備えてあります。医療機関で、予診票を受け取り、記入してください。
  • 接種のあと支払いの際に、各医療機関で定める予防接種料金から、上記助成額を差し引いた金額を請求されますので、その額をお支払いください。

支払例

予防接種料金が6,000円の医療機関で接種を受けた場合、接種料金6,000円から助成額4,000円を引いた差額の2,000円を接種後その医療機関に支払ってください。

その他の医療機関で接種する場合

医療機関に自費で全額接種費用を払って接種してから、事後請求(還付請求)の申請をしていただき、金融機関口座振込の方法で、助成を受けることができます。なお、事後請求では、申請から請求者名義の金融機関の口座に助成金が振り込まれるまでに、2か月前後かかります。

事後請求の申請時にお持ちいただくもの

  1. 接種内容が確認できる医療機関発行の領収書(医療機関の住所・名称・領収印のあるもの)
  2. 助成を受ける予防接種の記録(母子健康手帳など)
  3. 請求者の口座番号のわかるもの(通帳でなくメモでも可)
  4. 朱肉を使う印鑑(上記口座の届出印でなくても可)

事後請求申請期限

接種した日の翌年度の9月末日まで

(例)1. 2022年3月31日に接種の場合 申請期限は2022年9月30日まで

   2. 2022年4月 1日に接種の場合 申請期限は2023年9月30日まで   

事後請求申請受付窓口

なお、郵送による申請を希望される場合は、下記情報発信元 中野区保健所 予防接種担当までご連絡ください。

接種方法

東日本大震災に伴う被災者の方

 まず、接種を希望するお子さんの母子健康手帳や年齢のわかるものがあれば持参して、予防接種予診票の交付申請をしてください。申請受付窓口は、

です。なお、中野区保健所のみ即日交付で、その他は後日に予診票と医療機関一覧の郵送交付となります。

接種場所

  • 医療機関により、接種の曜日・時間などが異なります。必ず事前に各医療機関にお問い合わせの上、予約をしてお出かけください。
  • 中野区内の実施医療機関の詳細は、中野区予防接種実施医療機関一覧へお進みください。
  • その他の医療機関については、直接医療機関にお問い合わせください。

接種当日

  • 母子健康手帳と、お子さんが中野区にお住まいであることを証明するもの(お子さんの健康保険証など)を、医療機関にお持ちください。
    東日本大震災に伴う被災者の方は、必要事項を記入した予診票を、医療機関にお持ちください(母子健康手帳などはあれば持参)。
  • 保護者の代わりに、保護者以外の方が接種に同伴する場合は、委任状も医療機関にお持ちください。詳しくは未成年者が予防接種を受けるには、保護者の同伴が必要ですにお進みください。

接種後

  • 注射部位を強くこすらないでください。
  • 接種部位を清潔に保ち、接種当日は過激な運動を避けるようにしましょう。
  • アレルギーやぜんそくなど基礎疾患のあるお子さんは、接種のあと医師の指示に従って、一定時間はそのまま医療機関で待機するようにしましょう。
  • 副反応かどうかわからなくても、接種部位や体調の変化が現れたら、速やかに医師の診察を受けてください
    保健所は、区民のみなさんに健康安全情報を発信するため、健康被害に関する情報を収集したり、調査したりしています。気になることがありましたら、下記情報発信元 中野区保健所 予防接種担当まで連絡をお願いします。
  • 予防接種による健康被害の救済制度については、健康被害が起こったらにお進みください。

ワクチンの効果と副反応

  • おたふくかぜは、患者の出す咳(せき)のしぶきに乗ったムンプスウイルスを、吸い込むことによって起こる感染症です。
  • からだの中でムンプスウイルスが増えると、2.3週後に発病して耳下腺が腫れ、発熱を伴うこともあります。
  • 発症して(耳下腺、顎下腺または舌下腺が腫れて)から5日以上経過し、かつ、全身状態がよくなって、治癒証明書をもらうまで、幼稚園や区立保育園は休まなければなりません。
  • 合併症として、おたふくかぜを発病した100人のうち1~3人が無菌性髄膜炎になります。また、最近は難聴への注意が促されています(発病した1000人に1人との調査報告あり)。
国立感染症研究所 流行性耳下腺炎(新しいウィンドウで開きます。)
学校感染症とその出席停止期間(PDF形式:136KB)(新しいウィンドウで開きます。)
厚生労働省 保育関係(新しいウィンドウで開きます。) 保育所における感染症対策ガイドライン(令和4年10月一部改訂)
感染性の病気が治ってから登園する場合は、「登園許可証明」のような書類を提出する必要がありますか?

副反応

おたふくかぜワクチン接種の副反応として、

耳下腺の軽度の腫れ 接種した100人のうち約1人
無菌性髄膜炎 接種した2,000~3,000に1人(自然感染の場合の、数十分の1)
急性膵炎 頻度不明

などがみられます。

日本ワクチン産業協会 よぼうせっしゅのはなし(日本語、English)(新しいウィンドウで開きます。)
PMDA 医薬品添付文書検索 おたふくかぜワクチン(新しいウィンドウで開きます。)

関連ファイル

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このページについてのお問い合わせ先

健康福祉部 保健予防課(中野区保健所) 

〒164-0001 東京都中野区中野二丁目17番4号

電話番号 03-3382-6500 ファクス番号 03-3382-7765 メールフォーム
受付時間 午前8時半~午後5時

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