オミクロン株対応2価ワクチン接種の概要について

接種対象者

 初回(1・2回目)接種を完了した12歳以上の方

接種間隔

 初回(1・2回目)接種、3回目接種又は4回目接種のうち、最後に受けた接種完了日から3か月以上経過後

※10月21日(金曜日)に関係省令が改正され、接種間隔が「3か月」に短縮されました。

(注)3か月後に同日がない場合は、翌月の1日から接種が可能となります。

  • 令和4年8月1日に前回接種を受けた場合 ⇒ 令和4年11月1日からオミクロン株対応2価ワクチン接種が可能
  • 令和4年8月31日に前回接種を受けた場合 ⇒ 令和4年12月1日からオミクロン株対応2価ワクチン接種が可能
インフルエンザワクチン等、他のワクチンとの接種間隔について
  • 新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンは、接種間隔を空けずに同時に接種ができます。
  • インフルエンザワクチン以外のワクチンは、同時に接種できません。互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。
  • 区の新型コロナワクチンの集団接種会場では、インフルエンザワクチンを接種することができません。医療機関にてご予約ください。

使用するワクチン

オミクロン株対応2価ワクチンとは

 オミクロン株対応2価ワクチンは、従来株とオミクロン株(BA.1又はBA.4-5)の両方に対応した「2価」のワクチンです。

 11月28日(月曜日)に関係省令が改正され、モデルナ社ワクチンのオミクロン株(BA.4-5)に対応した2価ワクチンの接種が可能となりました。

 区では、12月10日(土曜日)からBA.4-5対応型ワクチンに切り替えて接種いたします。

オミクロン株対応2価ワクチンの種類
1・2回目接種対象者 3回目以降の接種対象者
12~17歳 18歳以上

ファイザー社ワクチン

【BA.4-5対応型】

×(使用不可)

モデルナ社ワクチン

【BA.4-5対応型】

×(使用不可)

オミクロン株対応2価ワクチンの効果

従来型ワクチンを上回るオミクロン株への効果が期待されます。

 オミクロン株対応ワクチンの追加接種には、オミクロン株の成分が含まれるため、従来型ワクチンと比較した場合、オミクロン株に対する重症化予防効果、感染予防効果、発症予防効果それぞれに寄与する免疫をより強く誘導します。

 そのため、オミクロン株に対して、従来型ワクチンを上回る重症化予防効果とともに、持続期間が短い可能性があるものの、感染予防効果や発症予防効果も期待されます

2価のワクチンであることにより、様々な新型コロナウイルスに反応します。

 異なる2種類の抗原があることにより、誘導される免疫も、より多様な新型コロナウイルスに反応すると考えられます。

 そのため、今後の変異株に対して有効である可能性がより高いことが期待されています

※2022年8月現在の科学的知見を踏まえた専門家の議論をもとに記載しています。今後、知見の蓄積等によりアップデートされる可能性があります。

出典:新型コロナワクチンの製造株に関する検討会 第二次取りまとめ

オミクロン株対応2価ワクチンの安全性

 ファイザー社及びモデルナ社の2価ワクチンの薬事承認において、どちらのワクチンも従来型ワクチンとおおむね同様の症状が見られました

接種後7日間に現れた症状
発現割合 症状
ファイザー社 モデルナ社
50%以上 注射部位疼痛 注射部位疼痛、疲労
10~50% 疲労、筋肉痛、頭痛、悪寒、関節症 頭痛、筋肉痛、関節痛、リンパ節症、悪寒、悪心・嘔吐
1~10% 下痢、発赤、腫脹、発熱、嘔吐 紅斑・発赤、腫脹・硬結、発熱

出典:特例承認に係る報告書より

交互接種について

 オミクロン株対応2価ワクチン接種では、初回(1・2回目)接種、3回目接種又は4回目接種で接種したワクチンと異なるワクチンを接種すること(交互接種)も可能です。

接種費用

 無料(公費負担)で接種できます。

接種回数

 1回

お問い合わせ先

文京区保健衛生部

新型コロナウイルスワクチン接種コールセンター
平日・土日祝ともに午前9時から午後8時まで(12月29日から1月3日までを除く)

電話番号:0120-168-185(通話料無料)
IP電話等フリーダイヤルに繋がらない場合は、03-6747-4593(通話料有料)

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