5月20日(金)現在
本県の新型コロナウイルスの感染状況や医療ひっ迫状況等は 国評価レベル 2(警戒を強化すべきレベル)です
本県では、感染者数が人口10万人あたり100人程度まで緩やかな減少局面 にありましたが、大型連休中の交流の増加などにより、感染者数が多い状況が 続いています。
年代別の感染者の割合では、40歳代以下が全体の8割以上を占め、10~30 歳代の若者を中心に、飲食や知人との交流を通じた感染が拡大しています。
感染者数は、ワクチン接種率が高い年代ほど低い傾向となっています。
注意すべき点は、高齢者が感染した場合の重症化するリスクと、若い世代で も咳や頭痛、倦怠感等の後遺症が長く続く傾向があることです。
3回目接種が可能な方は、できる限り早期に接種されるようお願いします。 市中にウイルスがまん延し、どこでも感染する可能性がある状況です。 県民の皆様には、気を緩めず、会話時の不織布マスクの着用、密の回避やこ
まめな換気など、引き続き、基本的な感染防止対策の徹底をお願いします。
5月19日現在
病床利用率 (約610床)に対する割合 |
|
(全県) 17.2% |
|
東部 |
23.3% |
中部 |
13.6% |
西部 |
15.9% |
直近1週間の 10 万人 当たり新規陽性者数 |
186.1人 |
全国の直近1週間 10 万人当たり新規陽性者数 (5月19日現在)
※ ! は、10 万人当り新規陽性者数が 全国平均より 1.5 倍以上の都道府県
!
!
※県外へ移動する場合は、 感染リスクが高い場所へ の訪問や、訪問先での感 染リスクの高い行動は極 力控えるようにしてくだ さい。
!
!
! !
【凡例】 感染状況(10 万人当たり新規陽性者数)
100 人以上
35 人以上~100 人未満 7.5 人以上~35 人未満 7.5 人未満
感染状況に注意※
感染拡大により移動制限等の措置が発 出されている地域
緊急事態宣言 まん延防止等重点措置
!
マスク着用が不要な場合について (令和 4 年 5 月 25 日追加)
熱中症のリスクや、表情が見えにくくなることによる小児の発達への懸念から、マスク不要な場合を以 下のとおり明確にお示しします。
○ 屋外では、近くで会話をしなければマスクは不要 ○ 就学前の子どもは、マスクは原則不要
(注意点) マスクを必要とする状況は、場面により変わりますので、 外出時は常にマスクを携行しましょう
次回発表予定 令和4年5月27日(金)
※上記発表前でも必要に応じて随時発表する場合があります
県民・事業者の皆様へのお願い
○感染リスクの高い場所への外出や、感染リスクの高い行動は極力控えるようお願いし
ます。特に高齢者や基礎疾患のある方、これらの方と日常的に接している方は慎重に
行動するようお願いします。
○飲食を伴う会合は、なるべく、少人数で短時間とし、食べる時は会話をせず、会話する時 は必ず不織布マスクを着用するようお願いします。
○飲食店や宿泊施設を利用する場合は、「ふじのくに安全・安心認証」など、感染防止対策 が徹底されている店舗・施設を御利用ください。
○県外に移動される方は、感染リスクが高い場所への訪問や、訪問先での感染リスクの高い 行動は極力控えるようにしてください。
○お住まいの市町から接種券が届きましたら、ワクチンの接種の検討をお願いします。 3回目のワクチン接種率が高い年代は感染者数が少ないほか、高齢者の重症化率が低下
するなど、接種効果が認められます。
特に、40 歳代以下の若い世代でも、感染後、咳や頭痛、倦怠感、集中力 の低下などの後遺症が長く続く傾向があります。接種が可能な方は、 早期の検討をお願いします。 下記の県の大規模接種会場では、2回目接種から6ヶ月以上経過してい る方は接種券や予約が無くてもワクチン接種ができます。(詳しくは県 HPを御確認ください。)
詳しくはこちら
【静岡県の大規模接種会場】
・もくせい会館(静岡市葵区鷹匠3丁目6-1) 6月中旬まで ・プラサヴェルデ会場(沼津市大手1-1-4) 6月13日(月)まで ・掛川 B&G 海洋センター体育館会場(掛川市大池2192)6月13日(月)まで
○事業者の皆様は、業種別ガイドラインや「ふじのくに安全・安心認証制度(飲食店・宿泊施 設)」に則った感染防止対策の徹底、換気や座席間の距離の確保など感染しにくい環境を 確保してください。
○催物(イベント)の主催者の皆様は、基本的な感染防止対策の徹底とともに、参加者名簿 の作成や接触確認アプリ「COCOA」等を活用し、参加者の把握に努めてください。また、参 加人員 5,000 人超かつ収容率 50%超のイベントを開催する場合は、県に具体的な感染 防止策を記載した「感染防止安全計画」を提出してください。
○事業者の皆様は、職場における基本的な感染防止対策の徹底、特に「居場所の切り替わ り」での感染防止対策や、在宅勤務、時差通勤など、人との接触を低減する取組などの感 染防止対策を推進してください。
○学校や保育所等では、感染防止対策の徹底、感染リスクの高い行動を回避するとともに、 職員や児童・生徒等に何らかの風邪症状がある場合については、かかりつけ医又は発熱 等診療医療機関への速やかな受診を勧奨するように御協力願います。
○福祉施設等の事業者の皆様は、市町から配布された抗原定性簡易キットを活用し、陽性者 の早期発見に御協力願います。
事業者の皆様等へのお願い
大規模接種会場
県民の皆様へのお願い
(令和4年5月25日追加)
マスクは常に携行しましょう! 場合別マスク着用の参考表
周囲の人 の状況 屋内/屋外 |
自分 1人 のみ |
同居人 のみ |
同居人以外の人々 (事例の赤字は国通知の事例) |
|||
2m以上離れている |
2m以内にいる |
|||||
ほとんど 会話無し |
会話・発声 あり |
ほとんど 会話無し |
会話・発声 あり |
|||
屋内※1 |
不要 例) 1人で部屋 で過ごす |
不要 例) 家族で居間 で団らん |
例) 不要図書館で席を離れて 座り自習 |
推奨※2 例)
離れた席でおしゃ
べり
|
例)推奨通勤電車・バスの 中 |
例) 推奨狭い会議室での会 議、カラオケ、麻 雀 |
屋外 |
不要 例) 1人で散歩 や自転車 |
不要 例) 家族でハイ キング |
例) 不要静かにランニング・ サイクリング・釣り |
例) 不要 密にならない外遊 び・テニス |
例)不要徒歩通勤、静かな 行列、野外観劇 |
例) 推奨繁華街・観光地の 人混み、友人と BBQ、球技観戦 |
*就学前の子どもは、マスクは原則不要
*高齢者や基礎疾患のある人、またはそのような方と接する人は、マスク着用を推奨
*マスク着用なしで咳やくしゃみをする際は、口鼻をハンカチやそででおおう (咳エチケット)
※1;車内(電車、バス、自家用車等)を含む ※2;十分な換気等の感染対策をしている場合はマスクを外すことも可
資料提供:令和4年5月20日(金) 静岡県内市町別「直近1週間・人口10万人当たりの新規陽性者数」
令和4年5月19日15時 時点
人口 (A)
対人口 累計
10万人 陽性者数 B/(A/100)
単位 人 人単位人
4月29日~5月5日
5月6日~5月12日
5月13日~5月19日
陽性者数 計
(B)
対人口
10万人 B/(A/100)
陽性者数 計
(B)
対人口
10万人 B/(A/100)
陽性者数 計
(B)
人
人
人
人
人
沼津市 189,677
熱海市 36,351
126
66.4
336
177.1
256
21
57.8
60
165.1
32
三島市 108,435
80
73.8
128
118.0
116
富士宮市 128,748
248
192.6
236
183.3
189
伊東市 65,704
57
86.8
118
179.6
87
富士市 245,089
334
136.3
300
122.4
390
御殿場市 87,345
62
71.0
122
139.7
191
下田市 21,161
24
113.4
22
104.0
20
裾野市 51,206
35
68.4
55
107.4
57
伊豆市 29,427
東伊豆町 11,771
10
34.0
11
37.4
38
伊豆の国市 46,976
33
70.2
85
180.9
76
9
76.5
0
0.0
5
河津町 6,907
14
202.7
1
14.5
6
南伊豆町 7,970
1
12.5
2
25.1
7
松崎町 6,246
0
0.0
6
96.1
1
西伊豆町 7,384
1
13.5
4
54.2
13
函南町 36,859
43
116.7
79
214.3
48
清水町 32,099
30
93.5
54
168.2
48
長泉町 43,015
57
132.5
87
202.3
65
小山町 18,600
17
91.4
7
37.6
15
135.0 88.0 107.0 146.8 132.4 159.1 218.7 94.5 111.3 129.1 161.8 42.5 86.9 87.8 16.0 176.1 130.2 149.5 151.1 80.6 東部20市町 1,180,970 1,202 101.78 1,713 145.05 1,660 140.56 234.6 112.4 217.9 215.4 203.3 293.8 0.0 中部7市町 1,147,201 927 80.81 2,099 182.97 2,512 218.97 176.5 181.0 245.8 241.6 272.7 248.4 259.7 208.3 西部8市町 1,315,407 1,190 90.47 2,253 171.28 2,590 196.90
合 計(静岡県) 3,643,578 3,342 91.72 6,096 167.31 6,780 186.08
※1 人口は、2019年5月1日現在の市町別推計人口 ※2 数値は速報値であり、感染者にかかる詳細調査等により、後日数値が訂正・変更される場合あり
沼津市
熱海市
三島市
富士宮市
伊東市
富士市
御殿場市
下田市
裾野市
伊豆市
伊豆の国市
東伊豆町
河津町
南伊豆町
松崎町
西伊豆町
函南町
清水町
長泉町
小山町
8,047
1,566
4,110
4,639
2,352
9,642
4,496
674 1,607 743 1,778 233 149 116 100 210 1,545 1,543 1,993 921 46,464 33,811 3,655 7,486 6,264 2,059 1,524 88 54,887 33,879 8,241 5,132 4,068 2,978 1,523 2,703 614 59,138 1,373 合計(静岡県) 161,862
東部20市町
中部 7市町
西部 8市町
その他
静岡市 692,632 573 |
82.7 |
1,407 |
203.1 |
1,625 |
島田市 96,099 100 |
104.1 |
117 |
121.7 |
108 |
焼津市 136,752 96 |
70.2 |
224 |
163.8 |
298 |
藤枝市 142,069 81 |
57.0 |
205 |
144.3 |
306 |
牧之原市 44,275 60 |
135.5 |
91 |
205.5 |
90 |
吉田町 28,936 17 |
58.8 |
53 |
183.2 |
85 |
川根本町 6,438 0 |
0.0 |
2 |
31.1 |
0 |
静岡市
島田市
焼津市
藤枝市
牧之原市
吉田町
川根本町
浜松市 791,854 617 |
77.9 |
1,421 |
179.5 |
1,398 |
磐田市 166,310 154 |
92.6 |
234 |
140.7 |
301 |
掛川市 115,133 133 |
115.5 |
183 |
158.9 |
283 |
袋井市 86,928 117 |
134.6 |
159 |
182.9 |
210 |
湖西市 58,667 55 |
93.7 |
65 |
110.8 |
160 |
御前崎市 31,396 72 |
229.3 |
77 |
245.3 |
78 |
菊川市 47,355 33 |
69.7 |
99 |
209.1 |
123 |
森町 17,764 9 |
50.7 |
15 |
84.4 |
37 |
浜松市
磐田市
掛川市
袋井市
湖西市
御前崎市
菊川市
森町
その他 23 |
31 |
18 |
新型コロナウイルスの感染状況や医療のひっ迫状況等を評価する国のレベル分類及び本県の対応 (令和3年12月3日から運用)
国 評価 レベル
避け4たい レベル
対3策を 強化すべき レベル
警2戒を 強化すべき レベル
維持1すべき レベル
指標 新規感染者数 占有率等
求められる対策
・県及び医療現場の判断でさらな る一般医療の制限、保健所の積 極的疫学調査の重点化
・県民等へ強い呼びかけ、まん延 防止等重点措置や緊急事態措 置等、各地域にふさわしい対策
・感染リスクの高い行動回避の呼 びかけ、感染拡大防止に必要な 対策実施、保健所の体制強化、 必要病床の段階的確保、レベル 3での対策の準備
・接種率向上、追加接種 ・医療体制強化 ・総合的感染対策の継続
国評価レベルに応じた県の主な対応(注1) 飲食店 イベント
県内全域に、レベル3よりも強い活動の自粛や制限等を要請
状況に応じて緊急事態措置や重点措置の適用を要請
1週間
病床
外出・移動
事業所
-
-
最大確保病床数 を超過
3週間後に 確保病床数に到達 または 現状で病床占有率 や重症病床占有率 50%超
1かつ2~5のいずれか
・県内・県外の感染リスクが高 ・営業時間短縮や休業、酒類 ・開催規模(参加人数や収容 い場所への外出、他県への 提供等の自粛 (注2) 率)の制限 (注2) 不要不急移動自粛(注2)
医療ひっ迫が懸念される地域において活動の一部自粛等を要請 状況に応じて重点措置の適用を要請(注3)
・県内、県外の感染リスクが高 ・県内の感染拡大地域で営業 ・感染拡大の兆候等があった
・出勤者の削減等を強力に 推進
・施設の入場者整理等
・業種別ガイドラインの遵守 ・人との接触低減の取組実施
の徹底
・業種別ガイドラインの遵守 ・人との接触低減の取組実施
(状況) 12週連続 増加
(10万人当たり) 27.5人以上
-
(病床占有率) 33週間後に 50%以上 420%以上
(入院患者数) 5100人以上
-
い場所への外出、緊急事態 措置区域等への不要不急の 移動自粛(注2)
・基本的な感染防止対策の 徹底
時間短縮等(注2)
場合、主催者に必要な協力を 要請
・5,000人超かつ収容率50%超 ・「ふじのくに安全・安心認証」 のイベント開催は県に「感染
・業種別ガイドラインの遵守
・認証店等の感染防止対策が 取得への協力 防止安全計画」を提出 取られた店舗の利用
0
感染者 - - 同上 同上 同上 同上 同上
0 レベル
(注1) 実際の対応は、感染状況や医療のひっ迫状況等を踏まえ、必要なものを実施する (注2) 認証店やワクチン・検査パッケージ適用の場合は要件を緩和(より強い措置が必要な場合は緩和しない) (注3) 重点措置が適用された場合、重点措置区域内ではレベル3に相当する対応も実施する