新型コロナウイルスが引き起こす「健康二次被害」とは?
新型コロナウイルスの感染予防のため、外出を控え運動不足になったり、人とのかかわりが減ったりすると、思わぬところで体や心の衰えが進みます。
このことを「健康二次被害」といいます。
健康二次被害の例
〇外出を控え、運動不足になった結果・・・肥満や生活習慣病が悪化
〇人とのかかわりなどが減った結果・・・ストレスによるこころの病など
感染症予防とともに健康にも目を向けて、「健康二次被害」を防ぎましょう。
「健康二次被害防止コンソーシアム」とは?
「健康二次被害防止コンソーシアム」は、医師・学者などの有識者、市町村、民間企業の有志による組織です。
すべての方が、適切な感染症対策とともに、健康にも目を向けてこの先の未来において幸せな日常生活
(外出・旅行・健康活動・消費・人とのつながりなど)を楽しんでほしいと考え、コンソーシアムは活動しています。
豊中市は、この趣旨に賛同し、その一員として市民の健康を守る活動を行っていきます。
健康二次被害を防ぐための基本の4つの対策
1.適度な運動(有酸素運動と筋トレ)をする
運動は感染・重症化のリスクが低いことが分かっています。
外出を控えると、日常の運動量が大きく減ります。
運動は、心身の健康を維持するのに欠かせません。
激しすぎない適度な運動(有酸素運動と筋トレの両方)を習慣にしましょう。
2.正しい食事をする
外出を控えると、カロリー消費が減り、太りやすくなります。
肥満は、さまざまは生活習慣病を引き起こす原因です。
また、乱れた食生活は、免疫機能の低下も招きます。
1日3食、バランスの良い食事を心がけましょう。
筋力を落とさないために、たんぱく質摂取も大切です。
3.質の高い睡眠をとる
睡眠不足は、免疫機能を一気に落とします。
寝つきを良くし、ぐっすり眠るようにするには、日中の過ごし方がカギです。
日中に、日光にあたり、適度に運動をすると、よく眠れるようになります。
寝る2時間前からは、何も食べないようにしましょう。
4.人とのかかわりを持つ
人とのかかわりが少なくなると、気づかぬ間に、ストレスや不安が大きくなります。
ストレスや不安があると、免疫機能が低下し、睡眠を妨げます。
また、人との交流や会話が減ると、認知機能の低下にもつながります。
感染予防対策をとったうえで、できる限り外に出たり、人と会って会話することなどが大切です。
お問合せ
コロナ健康支援課
〒561-0881 豊中市中桜塚4丁目11番1号 豊中市保健所
電話:06-6152-7381
ファクス:06-6152-7304