濃厚接触者の方は、新型コロナウイルス感染症陽性者と接触があった日の翌日から5日間の行動自粛と健康観察をお願いしています。感染拡大の防止へのご協力をお願いいたします。

同居者（家族・同居人）が感染した場合

同居者が新型コロナウイルス感染症に感染した場合、原則、濃厚接触者となります。ご自宅内での感染対策を講じたうえで、行動自粛と健康観察をお願いいたします。

健康観察期間は、陽性者の発症日（無症状患者は検体採取日）または陽性者の発症等により住居内で感染対策を講じた日のいずれか遅い日を0日目として5日間となります。

健康観察期間中に発熱等の症状が出た場合は、かかりつけ医や下記の相談窓口にご連絡くだ
さい。

同居者以外が感染した場合

セルフチェックシートでご自身が濃厚接触者の可能性が高いかご確認ください。

濃厚接触者の可能性が高い場合は、陽性者と最後に接触があった日の翌日から5日間の行動自粛と健康観察をお願いいたします。

以下の場合は、該当のホームページもあわせてご確認ください。

• 「知人や同僚が新型コロナウイルス感染症の患者となった場合」
• 「事業所で新型コロナウイルス感染症の患者が出た場合」

検査キットの配布について

東京都のホームページをご覧ください。

• 抗原定性検査キットの配布について

濃厚接触者とは

「濃厚接触者」とは、新型コロナウイルス感染症の陽性者と感染可能期間内（発症日の2日前（患者が無症状の場合は検体採取日の2日前）から療養終了日までの間）に、近距離で接触あるいは長時間接触し、感染を受けている可能性が高い方をいいます。

• 患者（確定例）と同居あるいは長時間の接触（車内、航空機内等を含む）があったもの
• 適切な感染防護なしに患者（確定例）を診察、看護もしくは介護していたもの
• 患者（確定例）の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高いもの
• その他：手で触れることのできる距離（目安として1m）で、必要な感染予防策なしで、患者（確定例）と15分以上の接触があったもの（周辺の環境や接触の状況等個々の状況から患者の感染性を総合的に判断する）。
  出典：新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領（国立感染症研究所感染症疫学センター令和3年1月8日版）
  ※接触した環境や既に集団発生となっている場合は状況によって範囲が変わることがあります。

健康観察期間について

濃厚接触者は、新型コロナウイルス感染症の陽性者との最終接触日の翌日を1日目として5日間が健康観察期間となります。

また、濃厚接触者が陽性者の同居者（家族や同居人）の場合は、陽性者の発症日（※1）または、陽性者の発症等により住居内で感染対策（※2）を講じた日のいずれか遅い方を0日目として5日間となります。

※1 無症状患者の場合は検体採取日

※2「マスク着用」「手洗い・手指消毒の実施」「物資等の共有を避ける」「消毒等の実施」等の日常生活を送る上で可能な範囲での感染対策

なお、以下の要件のすべてに該当する場合は、5日を待たずに、3日目から自宅待機を解除できます。

• 無症状である
• 薬事承認された抗原定性検査キットを用いて健康観察期間の2日目および3日目にそれぞれ検査を実施し、2回とも陰性である
• 乳幼児（0~5歳の小学校入学前の子）ではない

※検査費用は自己負担になります。

※検査キットの承認情報についてはこちらをご確認ください

自宅待機解除後も7日間が経過するまでは、検温など自身による健康状態の確認や、高齢者や基礎疾患を有する方等感染した場合に重症化リスクの高い方との接触や重症化リスクが高い方が多く入所および入院する高齢者及び障害者施設や医療機関への不要不急の訪問、感染リスクの高い場所の利用や会食等を避け、マスクを着用すること等の感染対策をを徹底してください。

健康観察期間中の留意事項

1．不要不急の外出は控え、なるべくご自宅で過ごす。

2．毎日体温を測り、体調を管理する。

3．可能であれば同居家族とは部屋を分けて過ごし、共用部分の消毒を心がける。

4．人が集まる場所への参加はしない（保育園や学校、職場、デイサービス等）。

5．人と会う場合はマスクを着用する。

健康観察期間中に発熱などの症状がみられた場合は、かかりつけ医や以下の窓口にご連絡ください。

・PCR検査の結果が陰性であっても健康観察期間の対応は変わりません。万が一、発症した場合の感染拡大を防ぐため、ご協力ください。詳細は「新型コロナウイルスの検査について」のページをご覧ください。

・区内の医療機関をお探しの方は、「発熱等により世田谷区内の医療機関をお探しの方へ」のページをご覧ください。

（参考）

• 東京都感染症情報センターホームページ「新型コロナウイルスによる感染症疑いの方を家庭で看護するときには」
• 厚生労働省ホームページ「家庭内でご注意していただきたいこと～8つのポイント～」
• 経済産業省ホームページ「ご家庭にある洗剤を使って身近な物の消毒をしましょう」