療養終了後のよくある質問

療養終了後のよくある質問

1.療養終了の判断について(後遺症など)

Q1 療養期間を終了しましたが、味覚が戻らず、まだ咳も少し出ます。それでも、もう他人にはコロナをうつさないのですか?

A1: これまでの研究で、ほとんどの新型コロナウイルス患者で発症して10日以内に感染性が無くなることが明らかとなったため、療養期間を終えた方からの感染はないとされています。

しかし、療養期間を終えても、なお後遺症として様々な症状がみられる場合があります。後遺症の原因は明らかではありませんが、20代・30代でも発症する割合が高いなど、どの年代でも認められています。治療は対症療法が中心となりますので、診断された医療機関等にご相談いただくか、東京都の相談窓口へご相談ください。

Q2 療養終了後、職場復帰にあたって会社からPCR検査を受けるようにいわれています。どうすればよいですか?

A2 :PCR検査では、死んだウイルスの断片を検出してしまい、感染性がないにも関わらず、陽性となることがあります。なかには発症から30日以上たってもPCR検査が陽性になり続ける患者さんもいます。よって、PCR検査は新型コロナ感染症の診断には適していますが、感染性を評価する目的には実施されておりません。現在の療養終了の基準を満たした方については、就業再開のためのPCR検査は不要です。

コロナのワクチン接種について

Q1 一度コロナに感染したら、ワクチン接種は不要ですか?

A1:過去に新型コロナウイルスに感染していても、再び感染することがあります(再感染)。

また、自然に感染するよりもワクチン接種のほうが新型コロナウイルスに対する血中の抗体の値が高くなることが報告されていることや、「自然免疫」の持続期間は明らかでないことから、ワクチンによる免疫の獲得が推奨されています。

Q2 療養を終えたので、コロナのワクチン接種をしようと思っています。いつ接種するのがいいですか?

A2:1回目、2回目のワクチン接種後に新型コロナウイルスに感染された方は感染後、体調が回復してから(隔離が解除されたとき)3か月程度を目安※として3回目のワクチンの接種の時期とお考えください。

※この目安は、従来の1価ワクチンによる3回目接種に対するものです。オミクロン株対応2価ワクチンによる追加接種については、現時点ではこうした目安はなく、感染からの期間にかかわらずワクチンを接種することができます。接種医や主治医とご相談ください。

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健康生きがい部 感染症対策課
〒173-0014 東京都板橋区大山東町32番15号
電話:03-3579-2321 ファクス:03-3579-1337
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