エイズとは日本語で「後天性免疫不全症候群」と言い、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染して起こる病気です。感染すると病気から身体を守る免疫機能が破壊され、身体の抵抗力が低下し、健康な時には病気を起こさない弱い病原菌にも感染しやすくなります(日和見感染)。
HIVに感染してもすぐに症状は現れず、自覚症状がほとんどありません。そのため、検査を受けない限り、感染した本人もHIVに感染したことに気付かず、他人に感染させる可能性があります。
予防方法について
感染経路には、主に次の三つがあります。
- 性的接触:無防備な性交渉など
- 血液感染:血液と傷口や粘膜との接触、針の共用など
- 母子感染:出産時、授乳時
唾液や汗、涙、ペット、蚊などの虫を介しては感染しません。
日常生活において性行為以外ではまず感染することはありません。そのため、予防にはコンドームの正しい使用が最も効果的です。
治療について
HIV感染症は、何種類かの薬を組み合わせて飲む「多剤併用療法」が行われるようになってから、免疫機能を維持できるようになり、「治療可能な慢性感染症」になりました。現在の治療法では日和見感染の予防はできますが、どの治療薬を使っても、HIVを感染者の体内からすべて取り除くことは出来ません。薬は一生飲み続けることが必要です。
HIV検査について
保健所では無料・匿名・予約制で検査(血液検査)を実施しています。
希望の方は梅毒検査(血液検査)、クラミジア検査(尿検査)を同時に受けることができます。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、9月は検査を中止しましたが、
10月から再開いたします。
再び、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、検査を中止する可能性があります。
その際は、ホームページでお知らせします。
- 検査日時:第2水曜、午前10時~11時
- 結果日時:第3水曜、午前10時15分~11時15分
令和4年度 HIV検査日程表
検査日 | 結果日 |
---|---|
4月13日 |
4月20日 |
5月11日 | 5月18日 |
6月8日 |
6月15日 |
7月13日 | 7月20日 |
8月10日 | 8月17日 |
9月14日 | 9月21日 |
10月12日 | 10月19日 |
11月9日 | 11月16日 |
12月14日 | 12月21日 |
1月11日 | 1月18日 |
2月8日 | 2月15日 |
3月8日 | 3月15日 |
検査を受ける前にご確認ください
- 感染の機会から2か月未満の場合、正確な結果が出ないため、感染の機会から最低2か月(60日)以上は間隔を空けて検査しましょう。
- 検査結果は対面でお知らせします。電話や郵送では応じられません。
- 診断書・証明書などの文書の発行はいたしません。
- 新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防のため、当日、下記に該当する場合は来所をお控えいただき、
お電話にて再予約をお願いいたします。- 現在、風邪症状や何らかの体調不良ある(発熱、咳・鼻水等呼吸器症状、頭痛、関節・筋肉痛、下痢嘔吐、味覚・嗅覚障害等)
- 過去2週間以内に、発熱・海外渡航歴がある方。またはそれらの方と接触がある方
- コロナ患者や疑いのある患者と接触歴がある方、コロナ患者の濃厚接触者で待機期間内の方
- コロナ感染後、厚労省が定める退院基準・宿泊療養及び自宅療養等の解除基準を満たしていない方
検査時間・結果説明時間
検査および結果説明の両日とも来所できることを確認の上、ご予約ください。
相談・検査についてのお問合せ
HIV・エイズに関する相談、検査についてのご質問は、下記にお問い合わせください。
荒川区エイズ相談・検査専用電話 03-3805-9467
午前8時30分から午後5時15分 ※注釈 土曜・日曜・祝日等を除く
関連情報
- API-Net エイズ予防情報ネットワーク(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
- HIV検査・相談マップ(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
- 公益財団法人エイズ予防財団(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
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お問い合わせ
健康部保健予防課感染症予防係
〒116-8502荒川区荒川二丁目11番1号
電話番号:03-3802-3111(内線:430)
ファクス:03-3807-1504