ダニ媒介感染症
医療・福祉
東京都
板橋区
板橋区保健所
ダニ媒介感染症とは、病原体を保有するダニに咬まれることによって起こる感染症のことです。
人が野外作業や農作業、レジャー等で、これらのダニの生息場所に立ち入ると、ダニに咬まれることがあります。
ダニがウイルスや細菌などを保有している場合、咬まれた人が病気を発症することがあります。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
平成25年1月、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の患者が国内で初めて確認されました。
病原体は、SFTSウイルスです。
ウイルスを保有しているフタトゲチマダニ等のマダニに咬まれることにより感染します。感染患者の血液、体液との接触感染も報告されています。
マダニは野外に生息する大型のダニで、屋内に生息するダニ(コナダニ類・チリダニ類など)はこの疾患とは関係ありません。
主な症状は発熱と消化器症状で、重症化し、死亡することもあります。
参考
その他のダニ媒介感染症について
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